アートメイクの危険性

アートメイクはとても優れたメイクアップ方法のひとつですが、同時にリスク(危険性)も伴います。特に、染料を皮膚に入れた際の拒絶反応と、不衛生な環境での施術から引き起こされる感染症が問題となっています。

アートメイクによって考えられるリスク(危険性)アイコン

1. 感染症
現在では、手彫り・マシン彫り共に、アートメイクで使用する針、マスクや手袋、カラーカップ等において使い捨て(ディスポ)が原則(常識)となっているようです。また、どうしても使い捨てに出来ない物(マシンの柄の部分等)に関しては、オートクレーブ(高圧蒸気滅菌器)などによって、完全滅菌処理することを前提として衛生管理を行っているサロン・クリニックが殆どです。
しかし、知識不足やコスト削減などが起因して、衛生管理がずさんなサロン・クリニックが存在するかもしれないので注意が必要です。
上記衛生管理が不完全な場合、血液や体液が針に付着してしまう事によって、肝炎などの重篤な感染症などを引き起こしてしまう可能性があります。
感染症が心配な場合は事前に衛生管理の内容をきちんと確認し、実際に施術を行う際は、器具類が本当に新品の物なのか、自分の目の前で開封してもらう。と言った事を行ってもらえるように相談し、自分でも感染症のリスクを少なくすることも重要かと思います。
2. アレルギー反応
アートメイクで使用する染料は、世界一安全基準に厳しいとされる米国食品医薬品局の認可が下りた染料を使用するので、基本的には大変安全でアレルギー反応は起こさないとされています。
但し、アレルギー反応には様々なものがあり、個人差もあります。
特徴的なものでは、肌の乾燥、腫れ、こぶ、ひび割れなどの症状が起きる場合があります。
アレルギーが心配な人、普段から肌が弱い人、アトピーやその他アレルギーを引き起こす心配がある人など不安に感じる人は、施術前にアレルギー反応を見る為のパッチテストを受けておくと良いかもしれません。
まずはカウンセリングの際に、アレルギー反応の可能性や危険性についてしっかりと説明をしてもらい、自分自身で十分納得した上で施術を行うようにしましょう。
3. 肉芽腫
肉芽腫というのは、皮膚に赤みを帯びたふくらみが出来てしまう現象です。
真皮を作っている抗原線維が傷むと、通常はそれを回復させようとしますが、その働きがうまく動作しなかった場合に発症する場合があります。特に痛みはありませんが、赤みを帯びた5mm程度のふくらみが出来てしまう為、せっかく綺麗になる為にアートメイクをしたのに、台無しになってしまいます。
もし、このような症状になってしまった場合は、念の為病院へ行って相談してみましょう。
4. ケロイド状態
ケロイド体質の方は、アートメイクによってケロイドを引き起こす可能性があるので要注意です。
ケロイド体質とは、火傷や傷など怪我をした時にその傷がどんどん大きくなってしまったり、膨れ上がったりして傷跡が目立ってしまう体質のことです。
この理由から、ケロイド体質の方の施術をお断りしているサロン・クリニックもあります。
ケロイド体質の場合、トラブルを避ける為にはアートメイクを断念する。という最終判断をご自身でされる必要もあります。
ただ最近では、ケロイド体質の方でもアートメイクをして、何の問題も起こらず成功している方もいるようです。 どうしてもアートメイクをしたい場合は、ケロイド体質でも施術をしてくれるサロン・クリニックを探し、しっかりとカウンセリングを受け、自分自身で十分納得した上で施術を行うようにしましょう。
5. MRI合併症
MRIとは、磁場と電波を用いて体内などの画像を撮影する装置のことで、また、それを用いる検査を意味します。入れ墨やアートメイクの色素に含まれる鉱物が反応して、まれに入れ墨部分が赤く腫れたり火傷してしまう可能性があると言われており、これをMRI合併症と言います。
実際にMRI検査で、アートメイク施術箇所に腫れや火傷を負ったことが報告されていますが、非常に稀なケースです。問題なのは、アートメイクに金属成分が含まれているかどうかという点です。
ひと昔前は、アートメイクの染料に金属成分が含まれている物もあったようですが、最近ではMRI対応を考えて染料も工夫されているようです。ただ、病院によっては事前問診にてアートメイクの有無を確認され、アートメイクを受けている人はMRI検査をお断りされるケースもあるみたいで、病院や医師によって様々です。
サロン・クリニックによっては、MRI検査に問題無い染料を使用していることをうたっている所もあるので、心配な場合はカウンセリング時に確認をしたり、アートメイクの施術を受けている場合は、事前にレントゲン技師等の専門家に伝えておきましょう。
6. 除去に関する問題
デザインが気に入らないなど原因は様々ですが、アートメイク施術箇所を除去したくなった場合、近年ではレーザーによる治療が一般的となっています。
アートメイクの場合、数回の治療で薄くすることが可能とされていますが、レーザー治療を行うにあたって多額の費用を負担しなければなりません。また、個人差があるので思い通りに除去が出来ない場合や、傷跡が残ってしまう場合、レーザー治療によってアレルギーが発症したという報告もあるようです。※除去に関する詳細は・・・「アートメイク除去」のページへ。

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